一見すると、古びた板張りのアメリカンカフェ。でもここは、こだわりの詰まったヘアサロン。目指したのは、新品のきれいさではなく、長い時間を過ごしてきたような"こなれた空気感"。だからこそ内も外も無垢の板を贅沢に張り、あえて"古さ""味わい"を素材そのもので表現しました。無垢材は、使い込むほどに色が深まり、傷やムラさえも風合いに変わっていく素材。時間が経つほどにこの空間らしさが増していきます。
さらに建物は平屋。高い足場を組まなくても外壁や内装の塗り直しに手が届きやすく、メンテナンスの負担を抑えながら、変化を楽しんで長く使い続けられます。
店舗の奥には、必要最低限をぎゅっと詰め込んだコンパクトな住まいを併設。「今」の暮らしにちょうどいいサイズにとどめつつ、「これから」の家族の変化にも柔軟に応えられるよう設計しました。そんな店舗と住まい、ふたつの時間が心地よく重なる平屋をご紹介します。