建物の状態や予算から総合的に判断する
築年数の古い持ち家にお住まいの場合、住み替えを考える際に「壊して建て替えるか」「リノベーションするか」で迷う方が結構いらっしゃいます。
どちらがよいかは、建物が補修して住み続けられる状態であるかどうか、予算をどれだけかけられるか、そして新居に何を求めるかなど、多角的にみて判断することが求められます。
ここからは、新築とリノベーションのそれぞれの特徴と選択の際の注意点をお伝えしていきます。
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新居にあと何十年住み続けますか?
いくら「リノベーションしようかな」といっても、既存建物の老朽化があまりにもひどいと改修して住み続けることが難しい場合があります。耐震性に不安がある場合も、既存建物を補強して住むより現行の基準に沿って新築する方が安心かもしれません。
一方で、新耐震基準の施行された1981年以降の建物で、さほど老朽化がすすんでいないものであれば、ちょっと手を加えればまだまだ十分に住み続けることができるはずです。
つまり、リノベーションという選択ができるかどうかは建物の築年数と状態にかかっています。リノベーションしたくてもできない、可能だけれどおすすめできない場合があることは、覚えておいてください。
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リノベは青天井、コスト調整は慎重に
「新築だとお金がかかるからリノベーションで」そんな声を聞くことがありますが、一概にもそうとは言い切れません。既存の建物があるのだからと気が大きくなって、ついアレもコレもと詰め込んでしまう。すると、あっという間に建築費は一軒分まで上がってしまいます。それが、リノベーション。
補修や補強にもコストがかかりますし、大野市に限らず福井県は全体的に大きな家が多いので、全面リノベーションしようと思うと家一軒分どころか、それを大幅に超えるほどの費用がかかってしまうこともあります。
リノベには新築以上にコスト意識が求められるため、慎重に検討していきましょう。
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その建物、本当に壊してもいいですか?
これまで、長い年月を家族と共に過ごしてきた家。先祖代々受け継がれてきた家。割り切って建て替えを受け入れたつもりでも、解体中の現場を前に思わず涙ぐむおじいちゃん、おばあちゃんの姿を、中村工務店でもこれまで数多く見てきました。
そんな思い出の詰まった家、思い入れのある建物は、できる限りリノベーションで生かしてあげたいですよね。古い建物のよさを活かしつつ、現代の暮らしに合わせて形を変えていく。
それが、理想的なリノベーションの在り方ではないでしょうか。
新築にするかリノベーションにするかは、建物の状態や予算、住み手の思いなどから総合的に判断することが大切です。福井県大野市で新築・リノベーションをお考えの方は、私たち中村工務店にご相談ください。お客さまの気持ちに寄り添った、最良の提案をさせていただきます。
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概要
店舗名 | 有限会社中村工務店 |
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住所 | 福井県大野市東中野1-1304 |
電話番号 | 0779-65-7127 |
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定休日 | 第2・4土曜、日、祝 |